Raspberry Piでモバイル通信用のドングル(FS01BU)を使っている。変換アダプターを使ってNano SIMから通常サイズのSIMに変換したものをFS01BUにさしてつかっていたがFS01BUからSIMが抜けなくなって困ったので原因を調べた。

原因

最初に、無理やり抜くと壊れます。
SIMを読み込むために板バネみたいなものをSIMに押し付けて読み込んでいるようです。ドングルによっては、この板バネが変換アダプタとSIMの間の溝に引っかかってる等で無理やり引っこ抜くと板バネが破損して二度と使えなくなります。

FS01BUの場合は単純に取り出すときにSIMが引っかかっているだけです。

抜けなくなったらどうするか

何度も言いますが、無理やり抜くと壊れます。
ネジ2本を外して分解することをお勧めします。通常のドライバーでは回せないネジが使われているためトルクスドライバーを購入してネジを外してカバーをとると簡単にSIMが外せます。

抜けるように加工する

斜めに軽く削ることで引っかかりをなくしたところ簡単に抜けるようになりました。アダプタにはめて上から指を滑らしたときに引っかかりがない程度になれば、抜けなくなることはなさそうです。

SIMの変換アダプターを使うことでSIM形状によらず様々なサイズに対応することができますが、差し込むデバイスが破損する可能性があるので注意が必要です。